ももんじ通信

宝くじ当たんないかな

原作のある映画はこれくらいキャストにこだわってると、ファンもニッコリです。

今日も今日とてひとり小松菜奈映画祭です。

『バクマン。』が連載されていたのはジャンプを毎週心待ちにして読んでいた時期でした。だから、どうしても応援したい作品がある場合にはアンケートを送ってたなあ……など自分の体験ともモロに重なってくる主題が『バクマン。』なのですが。

 

バクマン。 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

バクマン。 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 連載時期は2008年から2012年のあいだ。ちょうど10年くらい前の作品なんですね。今となってはさらに、ネット上での漫画連載や個人的にSNSに投稿された作品が人気になって書籍化などが当たり前になってきているので、最後のアンケート・雑誌至上主義の漫画制作現場を描いた作品だったんだなあ。

実は一身上の都合で2010年にジャンプを読むことをやめてしまったので、バクマン。は半分くらい読めておらず、未だ結末も知らないのでした。アマゾンの購入画面を見てみると、モノクロ版とカラー版があって、電子書籍限定でこのカラー版が購入できるみたいです。さすが天下のジャンプ……分かっているな……。電子書籍での安さとかどうでもいいから、雑誌掲載時のカラーページが見たいんだよ、我々は……。

良い機会だから再読してもいいかもしれないな。私は新妻エイジが可愛くて可愛くて大好きでした。

全然関係ないけど、最近『デスノート』の完全版があることを知った。

DEATH NOTE 完全収録版 (愛蔵版コミックス)

DEATH NOTE 完全収録版 (愛蔵版コミックス)

  • 作者:小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/10/02
  • メディア: コミック
 

一冊に全部まとまってるとか、絶対オタクがほしいやつじゃん!!!!ってなってました。電子書籍じゃなくてちゃんと紙でほしいやつ。すげー。デスノートはいまミュージカルもやってるし、時間が経っても相変わらずイケイケなコンテンツなんだなあ~と思った次第。 

バクマン。

バクマン。

  • 発売日: 2016/04/06
  • メディア: Prime Video
 

 さて、ということで映画『バクマン。』を視聴。確か一回みたよな~と思っていたら、やはり2018年9月10日に見たとフィルマークスに記録あり。視聴履歴残しておくと便利だなあ。

確か、連載終了の直後にアニメ化と映画化が発表されたんだっけか?

内容としては漫画のかなり序盤をいろいろといじくった感じ。亜城木夢叶がデビューして連載を勝ち取り、アンケート至上主義の少年ジャンプで一位を取るまでの物語が2時間に綺麗にまとまっている。

これは大根仁が原作のある作品でたまにやるけど結構好きな部分なんだけど、映画でのストーリー進行に必要のない要素ははじめからなかったことにしてしまうということがあって、高木の彼女の香耶ちゃんや女性作家の蒼樹先生などの要素ははじめからなかったみたいに描かれていなかったのは一周回って好感がもてた(でも、やっぱりこの二人にどんなキャストさんが付けたのかはみてみたかったかも)。

この映画で特筆すべきなのはやはり、キャストの豪華さとキャスティングのうまさ。チラッと出てくる編集部の面々まできちんとキャスティングされているのがとても良い。合ってない役がないどころか、みんなはまり役なので言及する必要がない。

当たり前のように真城役の佐藤健と高木役の神木隆之介は高校生役として、確かに高校生らしく振る舞っているけれども、公開当時、佐藤健は26歳だし、神木隆之介は22歳だし……俳優さんってすげえな(って最近ずっと言ってる気がする)。神木隆之介が茶髪のキャラをやってることってまれですよね。

面白かったのは、佐藤健はホクロの位置が個性的な俳優さんなんだけど、幼少期を演じた子役の子にきちんと佐藤健と同じ場所にホクロメイクされていたこと。細かいけど、それがあるだけでグッと似てるように感じたので不思議でした。

今回の鑑賞の趣旨としては、いろんな作品に出てくる小松菜奈を楽しむ!というのがあったのですが、今作だときちんと美少女正統派ヒロインとして登場。ストレートのロングヘアに制服姿。笑うと下唇が四角く強ばってしまうはにかんだ笑顔がとってもキュートでした。声優のたまご役ということなので、作中に登場する百合アニメにちょい役で出演し、エンディング後に他の声優ちゃんたちと顔出しで登場。しかし、メインキャラ声優に寄られて見切れる……という駆け出し声優あるあるなテレビの映り方をする貴重な小松菜奈も見られて面白かったです。

漫画連載をバトルとして表現する手法として、プロジェクションマッピングが作画シーンに使われていたのもこの映画の特徴(というのは公開当時にワイドショーでやっていた情報)。紙の上の漫画が仕上がっていく過程がきちんと見てて楽しいようになっているんですよね。アンケートの順位を争うシーンもCGとペン型の剣でそのままバトルっていうのも、安易だけどわかりやすくてけっこう好きです。

映画の中には当然のようにたっっっっくさん漫画が出てくるのですが、その断片的に見える内容や設定資料などの細かさにも舌を巻きました。たぶん映画化されている範囲の内容はリアルタイムで読んでいたのですが、しっかりイメージに合った作画で練り込まれていてとても嬉しかった。

反面、クライマックスで倒れた真城を助ける形で連載中の作家陣がアシスタント的役割として入る……というのは、あまりにもリアリティに欠けているな(って初見でも思った)(でもジャンプだからいいのか)(まあでも「面白ければいいのだ」なのかな?)。

エンドロールがとっても凝っていて、特にラストの撮影班のクレジットが歴代ジャンプ漫画をオマージュした背表紙なのがジャンプファンとしてはとってもとっても嬉しい。何回か巻き戻して見ちゃった。